第35回日本ニューロモデュレーション学会 [Japan Neuromodulation Society]

オンライン展示会

日本メドトロニック株式会社

脳深部刺激療法(Deep Brain Stimulation:DBS)は、小さなペースメーカーのような機器を前胸部皮下に植込み、脳深部に留置した電極から微弱な電気刺激を送ることで、パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患の運動症状を改善する治療法です。

Percept™ PC製品概要

今まで見えなかった多様な情報を診察に

2020年11月に販売開始したPercept™PC(パーセプト ピーシー)は、従来の脳深部刺激に加え、同時に、脳波の一種であるLFP(Local Field Potential:局所フィールド電位)を長期的に測定・記録することができるBrainSense™(ブレインセンス)機能を搭載しています。脳内におけるLFPの変化は、パーキンソン病の運動症状と相関することが報告されており、この機能により、LFPをバイオマーカーとする客観的なデータに基づいて、それぞれの患者の症状変化に応じた適切な治療を医師が選択できる可能性があります。

さらにPercept PCには、このBrainSense機能に加え、aDBS機能を搭載しています。aDBS機能は、BrainSense機能で測定センシングしたLFP強度の変化に応じて医師が予め設定した範囲内で刺激出力を自動調整する機能です。つまり、症状が出ていると考えられるときには刺激の出力を上げ、逆に、症状が出ていないときには出力を下げるなど、症状の変化に関わらず一定の持続的刺激を行っていた従来のDBSに比べ、より患者の状態に応じた治療を実現できる可能性があります。また、必要十分な刺激で治療を行うことにより、副作用が軽減される可能性も期待されています。

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